カーボンニュートラル連続セミナー第5期第1回が開催されました。(241017報告)
環境会議議長 内野輝明 9月27日、カーボンニュートラル連続セミナー、第5期第1回が開催されました。諸事情から今年は、支部企画、支部予算で行う形です。初回は、自分でそういう形にしようと言い出した手前もあり、四国支部での開催となりました。紀伊水道、太平洋、瀬戸内海、豊後水道といったそれぞれの海を向いて、気候風土も人の特性もおおいに異なる四国四県。第二部では、何か一つのテーマを抽出してみんな協力し合うのではなく(つまりまとまらない)、それぞれがどんなことを気にしながら仕事をしているかを見せ合って、それを全国の方に見てもらおうという趣向です。
9月27日、カーボンニュートラル連続セミナー、第5期第1回が開催されました。諸事情から今年は、支部企画、支部予算で行う形です。初回は、自分でそういう形にしようと言い出した手前もあり、四国支部での開催となりました。紀伊水道、太平洋、瀬戸内海、豊後水道といったそれぞれの海を向いて、気候風土も人の特性もおおいに異なる四国四県。第二部では、何か一つのテーマを抽出してみんな協力し合うのではなく(つまりまとまらない)、それぞれがどんなことを気にしながら仕事をしているかを見せ合って、それを全国の方に見てもらおうという趣向です。
①愛媛地域会「翠小学校エコ改修と環境教育から16年」CN的分析・考察とこれから
②香川地域会「建て恥 空き家18.5%の香川、それでも新たに建てますか?」空き家の管理・再利用するには 耐震・耐熱改修方法の紹介
③高知地域会「土佐派の木造建築の作法」伝統の知恵に学べばCNに近づく
④徳島地域会「とくしま木造建築学校」フィールドワーク/」見えてない人たち/30年後
発表順に、学究肌揃い、突っ走る、声が大きい、予定調和という、かねがね感じている四県人の特徴そのものというか、やっぱりなあと思いながら聞いてました。わが地元支部ながら、面白かったなあ。内容はぜひ動画をご覧ください!(URL)
セミナーに先立つ第一部では、沖縄からお越しいただいた金城優さんによる基調講演「気候風土適応住宅と沖縄建築の変遷」。建築基準法が日本でひとつしかないのはおかしい。とよく言いますが、我々の常識は沖縄の非常識的。的な話がいっぱいでした。戦前からの沖縄建築の移り変わりを、興味深くお聞きしました。
第3部では、5人の発表者によるディスカッション。金城さんの仕切りで、お互いの発表に対する見解や疑問、感想などを述べ合いました。もちろん時間切れ感は大きく・・・。「今日みたいなことを、いろんな支部でやっていってほしい。環境会議のメンバーだけじゃなくて、地域会毎に発表することで、より多くの会員が参加することになる。JIA全体の環境に対する興味も底上げされる。その第一歩として、よかったと思う。」伊月四国支部長の閉会の言葉です。いろんな地域の建築を見たいし知りたいし。大分大会では、大分の地元の建築を見に行く。JIAの、地域と地域がつながりやすい体質は本当に素晴らしいです。環境だけじゃなくて、災害対策、まちづくり、保存再生各会議も一緒になって、建築家職能を向上させていきましょう。(今回の視聴者数は450人越え。ほっとしました笑)